琉球神人リュウサイのブログ

琉球古神道を中心に一般的な神道やご神事・歴史について

巡礼参拝

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みなさんの中には、巡礼にどんな印象を持たれているでしょうか?

 

琉球古神道において、「巡礼」とは人間の魂についた垢・・・ケガレを落とし、フラットに戻してくれる意味合いがあります。一般的な巡礼のイメージである四国などのお遍路とは異なり、期間も長期間かからずに1日くらいで終わってしまいます。

 

実際にはどうかと言いますと、4箇所の土地を巡ります。火のカン(神)・水のカン(神)を最初に行き、最後にウタキという自然の精霊が宿る場所に行き祈りを捧げていきます。

 

火のカンには、山の頂上とか火の神様が祀られている神社だったりがあります。水のカンには、川・井戸とか湧き水が出ているとこなどがあります。竜の彫刻などがある場合もあったりします。

 

ウタキについては探すのに一苦労したりします。その辺りの石だったり、大きな岩だったり、祠だったり、大木だったりと様々なポイントが考えられます。

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この巡礼は、修行者の場合 沖縄を拠点に全国各地津々浦々と長期間(1日かけて巡るのを啓示があるごとに何度も繰り返す)かけ、自分の守護となる3柱の神々の存在を知り、神ごとの従事者としての契約をし、神の真名を授かり、御役目を知っていくことになります。ここで独立が許されます。

 

修行者個々人で1年なのか数年なのかは分かりません。延々と生涯かけても独立が出来ないこともあります。もちろん、独立後も時折の啓示があると、その地に赴き巡礼をすることになり、生涯終えることないものになります。

 

琉球古神道の修行者は、神界に呼ばれる形で修行に入ります。ユタでいうカンダーリ現象と同じではありませんが、似たような部分は少しあります。そして、通過儀礼的な期間を終えても入門が許されることはありません。

 

僕の場合、入門が許されてからも修行に入るまで3年かかりました。結局、お呼ばれの現象があり、通過儀礼的な困難な生活期間があり、入門が許され、修行開始まで5年強かかってました。

 

ただ、入門が許されてから勉強の部分は実際に取り組み始めていたので、修行はスムーズに進み1年ほどで独立することが出来ました。そこから、奉仕活動で全国をボランティアで周り、啓示にて「活動資金を得なさい。」といったところで神人としての本格活動という運びとなります。

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沖縄ではない本土で伝わっている古神道には、歴史的に仏教・修験道道教など混在しており、原始的とは言えない部分があります。ただ、本土古神道は伝えている方がおります。興味がおありの方はお調べになると神社神道との違いなどを学べて良いかもしれません。本土古神道の修行は行をこなすことに尽きます。2度の練習で一座と数え、100座で一旦終わり、師匠に成果の確認をしてもらいます。認められれば次の段階へ。ダメなら更に100座となる世界です。甘くはありません^^:

 

4年間の神職養成過程を卒業すれば良いとか、スピリチュアル業界のように数日数回でインストラクター的なインスタントな世界ではありえないのが、本来の神ごと・仏ごとの従事者の世界となるわけです。

 

修行時代の巡礼地や今後の巡礼地もブログにて紹介させて頂きますので、楽しみにされていて下さい^^