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琉球神人リュウサイのブログ

琉球古神道を中心に一般的な神道やご神事・歴史について

古来の方位観

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こんにちは、

リュウサイです。

 

東西南北は方角の意味しかない。

そう思われている方が多いと思います。

古来のヤマトの民は、更に深い概念・・・感覚を持っていました。

東をひがしと読み、西をにしと読み、南をみなみと北はきたと読む。小学生だって読める漢字です。

 

ただ、読みの由来までは知らないでしょう。

これは、現在のグレゴリオ暦ではなく太陰・太陽暦の時代において民が月の満ち欠けや太陽で認識してたからです。

日が出る(頭=かしら)から東、日が照りだし空高く身(ミ)に注ぐ波(ナミ)の様から南、日が沈みゆくと、真っ赤(ニ 古代語)で燃え尽きる(シハ=為し終える 古代語)で西 という感覚から。

また、米(ヨネ 古代語)と水(ミツ 古代語)で炊く際にも方角の概念がありました。

火(ヒ)を点けて熾す(始め)、ヒ・カシ。炊けてくると、派手(ハナ 古代語)に煮立ち、ミ(ヨネの実)がナミ(為しむる・生じてさせる 古代語)という変化で、ミ・ナミ。ニ(柔らかい 古代語)という状態を経て、シ(為す 古代語)がツム(集まり 古代語)と食べやすい。

 

 

そして、方角の概念はミヤ建築にも及びます。

南向きで建てるのは、ミ(身体・心 古代語)に受けるナミ(生じてくるもの)を最大限にしようという考えからです。ア(天)・サキ(生まれるエネルギー)を十分に受けて長寿を得ます。建物の後ろを北という由来は、古代語では北(ネ=寝る)という意味があったんです。それは、古代では人は寝ているとき夢を通じて死後の世界・神の世界へと旅をしている。そこで魂の休息をする。という信仰があったからです。そして、キ(樹木)がタ(耐える 命を終える)という概念も。

 

 

さらには、季節の移り変わりにも方角が!?

東西南北という漢字では古代の民が持っていた感性のすべてを僕達が理解するのは難しいことでしょう。

 

現代人の価値観・感性では、こじつけのように思う人も多いことでしょう。

 

僕は、古代の日本人が・・・ヤマトの民が持っていた感性って素晴らしい!!

と誇りに思います。